VOICE_No.003
原 ゆう子
(はら ゆうこ)51歳
長男17歳
・会社員兼心理セラピスト
マイストーリー
息子が14歳のときに別居開始し17歳になった時に離婚。
結婚当初より人格を否定されたような気持ちになることが多く、私はストレスからパニック障害に。何より、息子が心のバランスを崩し不登校になった際の対処方法にも埋まらない溝を感じ、夫の言動に落胆した息子からも「もう離婚してもいいよ」と言われたことで、離婚に踏み出せました。
今は外資系生命保険会社でホールセラーという間接営業の仕事をしており、契約のサポートや、研修講師などが主な仕事。直行直帰型で、フレックス制なので仕事の裁量に自由が利きプライベートとの両立がしやすいことと、給与水準の高さが大きな魅力な反面、外資のため退職金の制度が無いのが不満。
そこで定年を待たずに55歳でセラピストとして独立開業をしたいと考え、副業として昨年より活動を開始。年齢を重ねても続けていけるスキルを手に入れたことは何よりも心強い。息子も公認心理士を目指しているので将来、心理セラピストとしてビジネスパートナーになるのが夢。
セラピストの仕事は、息子の不登校を解明するきっかけにもなり、また、心の専門家としての知識が現職の業務でも評価され、研修講師としての指名にも繋がったことも良かったです。
仕事と子育ての両立では、前職は日帰り出張や残業が多かったので食事の用意が一番大変だった。そこで、食材はすべてインターネットで発注し、レシピサイトを活用して計画的に献立を考え、ワンプレート形式で7食分用意していました。
当時を振り返ると、効率重視で「出来ないことは出来ない!」と割り切って解決し親子で乗り越えていましたね。
シングルマザーの皆さんへ
私は実は離婚は2度目。1度目は子どもがいなかったので身軽な離婚だったけど、今回はシンママになるということで不安やプレッシャーは相当なものがありました。
どんな苦境も「やってやれなかったことはただの1つもなかった」というのが結論であり持論。
今がどんなにどん底でも、ひとつずつ丁寧にこなしていけば、協力者も現れ、いろんなチャンスも舞い込むことは、私で実証済み。
誰かと比べずに自分のペースで前に進んで欲しいし、辛い時はカウンセリングなど薦めです。
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