SOSを思いやりのバトンでつなぐ

ハートフルファミリー

創業への想い【副理事: 藤澤哲也】

やるせ無い気持ちとこみ上げる怒りで眠れない夜

 2015年11月。あるTV番組で2014年に起きた女子児童殺害事件の放送を見て、現代の家族や地域の関わりに疑問を抱きました。私自身、幼少期に両親が離婚。母はキャバレーに勤め、私は幼稚園、小学校と親戚や祖母の家を転々と預けられ育ってきました。
当時、近所の方が自分の子どものように関わってくれたことをよく覚えています。沢山の人に囲まれ、助けられてきたのです。
 

SOSに気づく、それが当たり前の環境を創る

 あの事件は助け合う環境が存在していなかったからこそ、起きてしまったのではないか。 SOSに気づける人がいたはずなのではないか。そのメッセージに気づいてあげたかった。そして、それをより多くの人に気づかせるべきではないか。そんな、家族という枠組みを超えて、思いやり、気配り、助け合い精神に満ち溢れた環境を作り出したい思いから生まれたのが「ハートフルファミリー」でした。
 

助け合う、思いやりのバトンを渡せる人を増やせたら

 現在はシングルファミリーの道を選択され、全身全霊で子供を守るために戦っている方に寄り添うことを一番に、情報提供やイベント開催など、大人も子供も思い出に残る支援を広げています。将来、ハートフルな環境で一緒に過ごした子供たちが大人になって、困っている人に目を向ける。そんな思いやりのバトンを渡す側になってくれる人達が増えてほしいですね。

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